【cochi cafe】地域のおばちゃんになりたい♪ほどよくゆっくり過ごせる居場所

入り口も可愛らしい♪

小田急相模原駅から徒歩7分の住宅街の中にあるcochi cafe(コチカフェ)には、暖かく緩やかな時間が流れていました。素敵なお食事以外にも、地域の子育て家庭が楽しめるパン教室を開催したり、作家さんに場所を貸してワークショップを開催したり、地域のみんなの居場所となっています。大きな夢を持って昨年開店したcochi cafeには、いつも穏やかな雰囲気が流れていて、オーナーの山下さんの魅力がたくさん詰まっている場所でした。

子連れで安心していられる場所、そしていろんな人と交流できる楽しい場所でもありました。

cafeには珍しい、子ども用の買い物カートや黒板。大人も子どもも一緒にのんびりできる場所って感じられますね。

 

 

フラって来られる場所にしたい

 

「自分が子育てをしているときに、気軽に交流ができたらいいな」って思っていました。そう語る山下さんは小学生の息子さんと、すでに社会人になったお子さんの、3人のお子さんの子育てをしています。

「子どもが何をしても許せる大人になれように、そんな親子のための居場所を作りたい。」そんな言葉通りの雰囲気を醸し出す、木彫の柔らかい空間と、山下さんの優しい口調・明るさにとても癒されます。確かに、私たちは子どもの行動に対して責任があったり、周りの目を気にしなければならなかったり、苦しい時もありますね。そうすると、自然と子どもへの口調が厳しくなってきてしまうことに、私自身にも覚えがあります。

「散らかしたっていい♪子どもの本来持っている力が出せるような子育てしやすい環境を作りたい」と、その環境を作り出している山下さんに会いに来る方もいるのだとか。取材中もずっと山下さんに癒されていた私もとてもよくわかる気がします。

プロの作家さんの作品を展示しています。購入もできますよ。購入金額の1割は野良猫を保護するボランティア団体に寄付されます。

 

 

ご飯も、おしゃべりもできる地域の交流の場に

 

ご飯は本当に美味しい上に、お値段も嬉しい^^/

「ご飯の楽しみもあって、おしゃべりもできる楽しみもある場所にしたいんです。」気さくで前向きな山下さんとお話しながら、美味しいご飯もいただけてとても幸せな気分です。20年以上飲食店で経験された腕前で、現在も相武台のリチェッタで働かれています。

 

地域の交流の場にしたいという思いもあり、cochi cafeでは様々なイベントが開催れています。

パン教室、ケーキ教室、作家さんが作る手作りワークショップ、マルシェなど、親子で参加できるものや、年配の方が参加できるものまで、多世代交流の場にもなっています。

 

本日のランチは、自家製ベーコンのホットサンド、夏野菜のソテー、人参の冷製スープ

それで600円!?安い!!!

 

 

デザートのチーズケーキもお手製!デザートセットはドリンク付きで600円

 

 

ママが幸せなら、子どももきっと幸せ

 

「何かすごいことができるとは思わないけど、何かできることをしたい。」

そう語る山下さんには成人したお子さんの子育てに少し後悔があるのだとか。あの時の子育ての悩みをちょっと誰かに聞いてもらえたらって思うことがあったそう。だからこそ、「ちょっと話を聞いてもらいたい」って思う人にも来られる場所にしたいと考える山下さんには、まだまだやりたいことがあるそうです。

「ママが幸せなら子どもも幸せだと思います。そんな環境を作るお手伝いをしたい」

 

次の目標は『子ども食堂』の立ち上げ。これからもたくさんの交流を作れる場所にしたいという思いが取材から見えました。

素敵な応援マインドがあって、そしてほどよくゆっくりできるこの空間には何度も訪れたいと思える空間がありました。地域の居場所としてあり続けるcochi cafeには、今日も様々な方が訪れます。

この記事を書いた人

haku

週2日働きながら小学校、幼稚園の子育て中。

子育てしながら「地域のことをなにも知らなかった!」と気づいたものの、検索が苦手、さらに家に引きこもりの毎日。

でも、その間たくさんの方に助けてもらったので、ゆっくり恩返し中(^^)/