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大丈夫!子どもは育つ〜言葉編〜

 

「子どもの言葉の獲得が遅いのでは、、、」など、言葉に関することは、多くの子育て中の親が抱える悩みかもしれません。

 

でも実は、それを悩む前に考えなくてはならない事がありました。

そもそも「言葉を話すとは、、、」

 

子どもの言葉について。

言葉を育む環境について。

そして、子どもの言葉の悩みを解決するヒントも♪

 

 

頑張ってるママへの励まし 爆笑トークも聞ける。

 

子育てがひと段落したママたちの子育ての経験の話を聞いてきました♪

 

今回は「言葉編」!

今回お話してくれる皆さん

 

ミワさん

幼稚園からも年中からでは大変なので年少から見させてもらいたいと言われて、当時は珍しい3年保育をしていたの。公園に行くと、言葉で伝えられないので手が出てしまうことが多くて、子どもから離れられない状態だったから、他のお母さんたちとも話せなくてストレスがあったかも。

マルちゃん

孫の親である娘には、心配であることを伝えてた。そのうち喋れるようになって本当に良かったと安心したわ。あの時、本当に涙が出るくらい、ひたすら心配だったの。

ロコちゃん

近所のママの相談に乗る事があったの。3歳でも何を喋っているかわからなかったから、「お母さん、話をちゃんと聞かせてますか?」とか保健師さんに言われてて大変そうだった。でも、4歳くらいにはなんとなく聞き取れるようになって、小学校に入る頃には全く気になら無くなってたよ。

キタさん

母から聞いた自分の話になっちゃうんだけど、何か言おうとしても言葉がつっかえちゃってた時期があったみたい。親の注目を自分に向けたかったみたいで、その気持ちばかりが先走って、言葉を焦って吃りが始まったみたいだった。

サヨちゃん

でも、今、考えると本当に遅かったのかな?1歳半健診で保健師さんに『「こんにちは」できないのね?人見知り激しいの?ワンワンしか言えないの?』って言われた(^^;)そのまま別室で臨床心理士さんに見てもらってけど、親の言っていることは理解できているから大丈夫と言われたの。でもあれがきっかけで「うちの子は遅いんだわ」って思っちゃったかも。それから、周りの子と比較するようになって、余計に言葉が出て来ないのが気になってたわ。

言葉って個人の能力だけではなくて、その子が置かれた環境によっても変わるのかも

「子どもの言葉について今振り返ってみてどうですか?」

 

サヨちゃん:『言葉を話す』ってどういうことかわからなくなっちゃった^^; 『単語』を言ったとき?『2語文以上』を言ったとき?

 

ロコちゃん:言葉を獲得できる途中って、どう考えたらいいのかな? どこまでが遅くて、どこから早いのかな? 成長の過程で、『口の動かし方』や『筋肉の発達』があるよね。だから、『考えてること』と、『発すること』がつながるまでに時間がかかるんじゃないかな。

 

マルちゃん:親の言ってることが子どもに伝わって理解してくれるなら、時期が来れば話せる場合が多いかもね。

 

ロコちゃん:耳が聞こえないとか、脳の問題とかだと心配だけど、そうじゃないなら大丈夫かも。違いが見極められれば、安心していいのかもね。

 

ミワさん:そうね、集団生活を送るうちに少しずつ語彙も増えて、いつの間にか心配することも無くなったし。でも、こっちの言ってることは理解できてて「そのうちしゃべるさ」と思いながらも、周りの子と比べちゃうと焦りはあるよね。

 

サヨちゃん:遅れていると感じるのは、他の子と比べちゃうからかもね。

 

ミワさん:親である私たちが「言葉が遅くても大丈夫、そのうちしゃべる」って思っていても、おじいちゃん、おばあちゃんとか周りの人たちが言葉が遅いことを心配してたの。いろいろ言ってくることの方がストレスだったかも。安心じゃなくて不安だけを受け取った気がする。

 

サヨちゃん:確かに。保健師さんには「あーでもない、こーでもない」って言われて、親である自分を責めてたわ(^^;)

 

キタさん:自分が吃った時は、保健師さんから「上の子を見てあげてください」って言われて、その通りしたら、吃りが治ったの。親の注目が自分に向いたから安心したのかも。

 

サヨちゃん:言葉って個人の能力でだけじゃなくて、その子が置かれた環境によっても変わるのかも。自分の意見を発するのが「言葉」だから、聞いてくれる周りの環境によって、発する言葉が変わるのかもね。キタさんみたいに、弟や妹ができて自分だけのママじゃなくなったときとか。

言葉を育てる環境って、話を聞いてくれる人がいる環境かも

「言葉が育つ環境ってどんな環境なんでしょうか?」

 

マルちゃん子どものいうことを聞いてあげて、わからないことがあればそこに受け答えをしてあげることが大切なのかも。

 

サヨちゃん:言葉って親が、「今、〜って言った」と思ったら、『話せた』ってことなのかも。言葉がたくさんある環境も大事だけど、親がその言葉を聞き取ろうとする姿勢が大切だと思う。『子どもが言った事』を親が汲み取ってあげる事で言葉を習得していくんじゃない?

  

ロコちゃん:理解してくれる環境が大切だね。分からないこと言っても「わけわかんねーなー」っていうんじゃなくて、言葉を返してあげるのがいいね。「ママ」て言ったかなって思ったら、「あーママね」って。

 

サヨちゃん:息子がウルトラマンごっこで怪獣にさせられちゃったとき、怪獣をやりたくない事を伝えようとして「うわ、怪獣ない!うわ、しゅわっち!」って、何度も繰り返してた。言葉が自分の感情伝えるものとするならば、文章として成り立っていなくても、それをやり始めた時点で『喋った』と思っていいかも。それが環境かも。

 

マルちゃん:「聞いてあげるよ。」って姿勢を低くしてあげるのが大切かも。お母さんしかわからない言葉もたくさんあるから、それをわかってあげるのが大切だね。

 

ロコちゃん:わかってもらうと子どもは嬉しいよね。そうすると、子どもはどんどん『喋ろう』とする。

 

サヨちゃん:良い環境って、言語がたくさん流れる環境にいるってことだけじゃなくて、「自分の言ったことを聞いてくれる人がいる、だから自分のことを話してみよう」って思える環境かもね。

ママ・パパ頑張りすぎないで

「今、子育てを頑張ってるママ・パパたちに伝えたいことなどありますか?」

 

マルちゃん:子どものペースに合わせて余裕を持って、話を聞いてあげるのが大切かも。先回りして親が話すのではなく、こともが安心して話せる環境を作る事だと思う。

 

サヨちゃん:周りと比べないことも大切なんだと思う。前の『体重編』にも出た保健師さんの『標準』と比べないこと。耳が聞こえないとか、発達の障害があるなら、見てあげることが必要だろうけど、そうでないなら見守っていいかも。

 

ミワさん:そうね。うちの子はやんちゃで身体の動きが激しかったけど、先生が身体の動かし方を見て、問題ある言葉の遅れではないと言ってもらえて、それからゆっくり見守れたかも。

 

キタさん:パパ、ママが忙しいんだと思う。言葉ってキャッチボールをして発展していくものだと思うから。受け答えができなくても、返事するだけでも、子どもと会話する時間を1日に5分はもつとか。便利な世の中だからこそ、ちょっと時間を作ることが大切かも。もちろん自分の無理ない範囲でね。

 

マルちゃん:親も時間にゆとりが必要だね。慌てないで大丈夫。

 

ロコちゃん:スマホ見せちゃうとどうしても受け身になっちゃうから、よくないとは思う。言葉と心の両方のキャッチボールで、言葉と心の両方の成長につながるからね。

 

サヨちゃん:自分のことを知ろうとしてくれる人が必要なんだね。

 

ロコちゃん:子どもの目線に立って聞いてあげる。あまり聞けてなくても「うんうん、なあに」って。

 

キタさん:そして、そんなママの心の安定や余裕をつくるはパパかもね。(これ大事!)

 

 

 

 

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またも、発見がいっぱい!

 

「言葉が話せる」ってそもそもどういう事なのか。それを考えることになるとは思っていませんでした!

受け取り手が「今、〜って言った」って思ったら(伝わったら)、それは『喋れた』って捉えて良いのだと思いました。

 

親しかわからない言葉を話すのは、成長の過程だったんですね!それを繰り返すことで、『言葉』を自分の感情を伝える『手段』として使いこなせるようになる。話を聞く環境を作ってあげることで、子どもの言葉を『成長のプロセス』として楽しむことができるかもしれませんね!

 

そして、それをするためには、ママやパパの余裕を作ることも大切ですね!

 

また、比較する刺激は、親戚や近所の人や保健師さんなど様々な場所からもらっちゃうことも改めてわかりました。そして、その方々に全く悪気がなく、ただひたすらに心配していることも(^^;)

もしそれで悩むことがあったとしても、周りの刺激を減らすことも大切かもしれないですが、専門の方に相談することも大切だと思いました。そういう場所がたくさんあることもママ達に知ってもらえるよう、情報発信していく必要もありそうだと感じました。

 

☆この記事を書いた人☆

 

haku

 

座間市在住。

7歳と3歳の子どものママ。

これまでお世話になった方々へ、ボランティアにて恩返し中。